造血器腫瘍科のホームページはこちらをご覧下さい
当科では白血病、悪性リンパ腫などの造血器腫瘍と再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの造血障害を中心に診療を行っています(多発性骨髄腫と血小板や凝固因子異常による出血性疾患は主として埼玉医科大学病院血液内科で診療を担当しています)。
当科は日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)、特発性造血障害に関する調査研究班に所属し、その治療プロトコールに添って化学療法や放射線治療、そして免疫抑制療法などを行なっています。また、新規治療薬の臨床治験も積極的に行なっています。通常の化学療法で根治が困難な造血器腫瘍や移植適応のある再生不良性貧血の症例には積極的に造血幹細胞移植を行っています。 当院は骨髄バンクとさい帯血バンクの認定移植施設に指定されていますので、血縁者間の骨髄移植、末梢血幹細胞移植だけでなく、非血縁骨髄移植、さい帯血移植も多数行なっています。移植に関しては関東造血細胞移植研究グループ(KSGCT)に参加し、情報を国内外に発信しています。
当科の患者さんの大部分はE棟6階にある無菌病棟に入院していただきます。血液疾患の患者さんの多くは免疫力が低下し易感染状態になりますが、無菌病棟は6床の移植用無菌病室(クラス100)と、30床のクラス10,000無菌病室からなり、呼吸器感染症のリスクを最小限に抑えて治療を行います。また低菌食の提供や滅菌水の設備が完備され、トイレも病室内にありますので、患者さんには常にきれいな環境の中で安心して入院生活を送っていただいています。
私たちは患者さんの診療にあたり、十分なインフォームドコンセントを行うことが必須と考えています。病棟内にはプライバシーを配慮した面談室をいくつも設けていますので、病状についてご納得いただくまでゆっくり説明をさせていただき、また患者様やご家族のご希望もよくお聞きして治療方針を決めていきます。
※多発性骨髄腫、出血性疾患については埼玉医科大学病院血液内科で対応します
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
初診 |
麻生 範雄 (午前) 田苗 健 (午前) |
塚崎 邦弘 (午前) |
麻生 範雄 (午前) 郡 美佳 (午前) 前田 智也 (午後) |
石川 真穂 (午前) |
高橋 直樹 (午前・午後) |
高橋 直樹 (午前) |
午前 |
麻生 範雄 田苗 健 |
塚崎 邦弘 |
麻生 範雄 郡 美佳 |
石川 真穂 | 高橋 直樹 |
高橋 直樹 交代制 |
午後 | -- | -- | 前田 智也 | 岡村 大輔 | 高橋 直樹 | 交代制 |
患者さんをご紹介をいただくに当たり、直近の血液検査以外に過去の検査データがある場合はそれも添付していただければ助かります。また、画像検査を行なわれている場合はその結果を、悪性リンパ腫の患者さんで診断が付いている場合は病理組織標本も持参していただけると幸いです
なお、造血器腫瘍は緊急の入院加療が必要となることが多いため、必ず事前に「お電話によるお問合せ」をいただきますようお願い申し上げます。
造血器腫瘍の化学療法を行うことができる施設は県内でも一部に限られ、その病床は慢性的に不足している状態です。そのような中で急性期の患者さんを速やかに受け入れるため、各施設間で緊密に連絡を取り合っていますが、それでも入院先を探すのは容易ではありません。当科では、化学療法の適応がない患者さんや輸血のみで経過観察が可能な患者さんを地域の先生とともに診療することにより、急性期患者をできるだけ多く受け入れられるよう努力しています。今後ともご協力をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
診療部長、 教授
教授(兼担)
教授(兼担)
教授(兼担)
副診療部長、教授
外来医長、准教授
病棟医長、講師
講師
講師
助教
助教
助教
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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初診 |
麻生 範雄 (午前) 田苗 健 (午前) |
塚崎 邦弘 (午前) |
麻生 範雄 (午前) 郡 美佳 (午前) 前田 智也 (午後) |
石川 真穂 (午前) |
高橋 直樹 (午前・午後) |
高橋 直樹 (午前) |
午前 |
麻生 範雄 田苗 健 |
塚崎 邦弘 |
麻生 範雄 郡 美佳 |
石川 真穂 | 高橋 直樹 |
高橋 直樹 交代制 |
午後 | -- | -- | 前田 智也 | 岡村 大輔 | 高橋 直樹 | 交代制 |