診療部門のご案内

緩和ケアチーム

緩和ケアチームから皆様へ

 緩和ケアというと「がんの末期の患者が受けるもの」と考えられていませんか?もちろん、末期の患者さんのつらい症状をやわらげる緩和ケアはとても大切です。しかし、がんの診断を受けた直後からでも、そしてその治療を受けている間を通して、様々なつらい症状をやわらげることこそが緩和ケアなのです。
 緩和ケアとは、「病気の進み具合とは関係なく、からだや心のつらい症状をやわらげることを通して、患者さんの療養をサポートするケア」です。

 

チームのメンバー

 みどり色が、緩和ケアチームのメンバーです。主治医や看護師とともに、皆さんをサポートいたします。

 

費用負担について

 緩和ケアチームによる診療、援助は保険が適用されます。緩和ケアチームによる診療が開始された時点から適用となります。
 実際の支払い金額は、入院の場合、1 日につき1割負担で390 円、3 割負担で1,170 円です。外来の場合、1割負担で290 円、3割負担で870 円です。

 

よくある質問

緩和ケアチームは、何をしてくれるのですか?

患者さんのからだや、心のつらい症状を、患者さんの状態にふさわしいチームスタッフが中心になって、少しでもその症状をやわらげられるように、主治医と看護師とともに、工夫していきます。病気の進み具合とは、一切関係ありません。
また、ご家族の負担も軽くできないかどうか、一緒に考えていきます。どうぞ、ご相談ください。

 

がんの治療中でも、緩和ケアは受けられるのですか?

はい、もちろん、受けられます。
つらい症状を軽くし、治療を少しでも楽に続けることができるように、緩和ケアを受けることができます。

 

相談できるのは、痛みのある人だけですか?

いいえ、違います。
からだの痛みだけではなく、様々な症状と、つらさの、ご相談に応じています。

 

相談できるのは、痛みのある人だけですか?

いいえ、違います。

◆からだのつらさ
(つらくて仕方がない)
痛みがある。
吐き気がある。
など…。
◆心のつらさ
気分が落ち込む。
イライラする。
気持ちの整理をしたい。
ただただ話をしたい。
など…。
◆ご家族のつらさ
どう接したらいいか。
患者さんのことでの相談。
話をしたい(聞いてほしい)。
など…。

 

どのようにしたら、チームに相談できるのですか?

主治医または看護師にお声かけください。
 
緩和チームへのご相談は、主治医または看護師にお声かけください。
また、ご不明な点は、下記までご相談ください。
 

◆がん相談支援センター◆

TEL:042-984-4329(直通)
受付時間 9:00~17:00(日・祝祭日除く)
担当が、ご相談に応じます。
※お電話の際に「緩和ケアについての相談です」と、お申し出ください。
 

◆緩和ケアセンター◆

TEL:042-984-4126
受付時間 9:00~17:00(日・祝祭日除く)