診療部門のご案内

病院診療科

診療内容・専門分野

高齢化や疾病構造の複雑化にともない、入院患者さんは入院理由疾患以外の問題を抱えることが数多くあります。単一疾病への対応では患者さん個人の予後を改善しないケースも多く、多くの専門科医師や多職種の関与が必要になってきます。

病院診療科は、入院患者さんの主疾病以外のさまざまな疾病コンサルトの窓口となります。場合によっては、院内外の他専門科への橋渡しとしても機能します。担当する医師は院内各部門からさまざまな専門背景を持つ人に加わってもらいました。

入院患者さんの「疾病の治療」ではなく「予後全般の改善」に寄与することを目標としています。


対象疾患

特に限定はしていませんが、内科的疾患へ関与が大きいと思われます。

入院主治医が「自分以外の科の医師も入ったほうが良い」と思われるケースの相談を電話一本で広く受けています。


実績

2021年1月~12月までの院内相談は58件です。


地域連携への取り組み

院外からの直接紹介はお受けしておりませんが、種々の合併症を有する患者さんを受け入れられる態勢をつくることで地域連携に寄与していこうと思います。


担当医師

診療部長、教授

林 健

専門分野
脳卒中の臨床、臨床神経学
主な資格
日本脳卒中学会専門医・代議員、日本神経学会専門医・指導医・代議員、日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本脳循環代謝学会評議員

教授

高橋 孝郎

専門分野
緩和医療、支援医療、リンパ浮腫診断
主な資格
日本緩和医療学会暫定指導医、日本外科学会専門医、癌治療認定医、日本乳癌学会専門医

教授

合川 公康

専門分野
肝胆膵外科、内視鏡外科、臓器移植
主な資格
日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医、日本がん治療認定医機構暫定教育医・がん治療認定医、日本胆道学会指導医、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医、日本消化器病学会専門医

講師

鈴木 海馬

専門分野
脳血管障害の外科治療、頸部頸動脈病変に対する外科治療、神経内視鏡手術、脳卒中に対する抗凝固療法、脳卒中患者に対する栄養管理
主な資格
医学博士(埼玉医科大学)、日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中の外科学会技術認定医・指導医、日本脳卒中学会専門医、日本神経内視鏡学会技術認定医、日本脳神経外傷学会認定指導医、難病指定医、臨床研修指導医、OSCE認定評価者、埼玉医科大学医学部医学教育ワークショップ修了、ACLS、BLSコース修了、Total Nutrition Therapy研修修了、Nutrition Support Team専属医師

助教

島田 祐樹

専門分野
緩和医療、がん患者の自己免疫疾患診療、がん免疫治療による副作用対策

助教

坂本 博史