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当科は、主に成人の心臓血管疾患全般(末梢血管を含む)に対応しております。患者様の低侵襲治療を目指すところとし、虚血性心疾患に対する単独冠動脈バイパス術の98%以上は人工心肺を使用しないオフポンプバイパスで行っております。また、カテーテル治療と外科手術の同時組み合わせ治療ができる最新のハイブリット手術室を完備しております。2013年の保険償還以降、全国に先駆けてTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)を積極的に行っております。さらに、内科的治療では、血行動態を保つことができない重症心不全に対する補助人工心臓治療も積極的に行っており、2010年7月に心臓移植実施施設として認定を受け、同年9月に第1例目の心臓移植を行いました。2011年3月には植込型補助人工心臓実施施設となり、心臓移植待機患者に対する人工心臓の植込みも積極的に行っています。当科は外科手術の適応外とされる合併症等がなければ、低左心機能、慢性維持透析患者なども手術適応と考えており、特に維持透析患者の開心術は全体の10%に及びます。
このように、当科は成人心臓血管疾全般の多岐にわたる分野の外科治療を行っており、それぞれの高度な専門性を有しています。
当科では下記のような対象疾患を扱っております。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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初診 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |
午前 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |
午後 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |
虚血性心疾患 | ||
手術名 | 症例数 | |
単独冠動脈バイパス術 | 108 | |
複合冠動脈バイパス術 | 41 | |
合 計 | 149 | |
弁膜症 | ||
単独 | 大動脈弁 | 53 |
僧帽弁 | 30 | |
TAVI(経皮的大動脈弁置換) | 36 | |
複合弁 | 大動脈弁+僧帽弁 | 12 |
僧帽弁+三尖弁 | 22 | |
大動脈弁+三尖弁 | 5 | |
合 計 | 158 | |
大動脈疾患 | ||
大動脈基部 | 15 | |
上行 | 25 | |
弓部置換術 | 49 | |
基部~弓部 | 5 | |
下行置換術 | 7 | |
胸腹部置換術 | 8 | |
腹部人工血管置換術(OPEN) | 39 | |
胸部ステントグラフト内挿術(TEVAR) | 34 | |
胸部ステントグラフト内挿術(EVAR) | 67 | |
合 計 | 249 | |
重症心不全 | ||
心臓移植 | 3 | |
VAD | 7 | |
合 計 | 10 | |
その他 | ||
心臓腫瘍 | 6 | |
先天性 | 5 | |
肺動脈血栓症 | 3 | |
抹消血管 | 52 | |
その他 | 38 | |
合 計 | 104 |
当科では外来診療を月曜日から土曜日の午前9:00~12:00まで行っております。緊急を要する患者様に関しましては、地域連携室経由で当科までご連絡ください。
また、緊急の連絡を直接お受けできるよう、日当直医専用のダイヤルイン可能なPHSを、24時間携帯しております。ご希望がございましたら、連絡先を送付させていただきます。
当科における地域連携の取り組みとして、医師やコメディカルを含めましたスタッフが、積極的に緊急患者を受け入れられる体制を整えております。また、地域の内科の先生方を対象としました、心臓疾患に関する講演会なども行っております。近年は、急性期治療を終えました患者様のリハビリ目的の転院を、近隣の施設の先生方が積極的に受け入れてくださり、より密接な連携を確立できるようになりました。患者様のご相談・セカンドオピニオン、ご不明なことがございましたら、いつでもご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
診療部長、教授
副診療部長、教授
教授
教授
講師
助教
助教
助教
助教(専攻医)
助教(専攻医)
心臓移植チーム 心臓病センター長、副院長、教授
心臓移植チーム 准教授
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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初診 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |
午前 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |
午後 | 吉武 明弘 | 井口 篤志 | 朝倉 利久 | 徳永 千穂 | 交代制 | 中嶋 博之 |