埼玉医科大学国際医療センター埼玉医科大学国際医療センター

〒350-1298
埼玉県日高市山根1397-1

地図

診療部門のご案内診療部門のご案内

緩和医療科

  • 診療科情報
  • スタッフ紹介

診療内容・専門分野

緩和医療/ケアのイメージは、がんの治療がおわってもう何も治療がないので緩和ケアをうけるという絶望の医療とのイメージを抱いている患者さんが数多くいらっしゃると思います。もちろん、最終段階においては緩和ケアは重要な医療であることにかわりありませんが、最近の緩和医療/ケアの考え方は、がんの診断がついたときから提供するべき治療とされてきています。つまり、がんの診断を受け、治療が始まり、同時に緩和医療/ケアも始まるというイメージです。緩和医療/ケアは、がんの診療の全期間においてすべての苦痛(痛みなど身体的な苦痛、うつなど精神的苦痛、経済的問題や就労の問題など社会的苦痛、スピリチュアルな苦痛)を緩和し、がん治療がスムーズ受けられるように支援サポートする医療なのです。また、ある程度病状が進行したときに、今後の治療や療養の方針を相談する意思決定支援(advance care planningの相談など)も、当科の提供できる重要な分野と考えています。当院のがん治療医は、がん治療と同時に基本的な緩和医療を提供をおこなっていますが、それだけでは解決できずさらに専門的緩和医療が必要なときには、当科がサポートする体制となっています。患者さんの精神的症状の緩和は非常に重要です。プライマリーケアは当科で対応し、精神腫瘍科と緊密な協力体制で診療にあたっています。
患者さんの闘病・療養はご家族の協力なくしては成り立ちません。ご家族も同時にサポートしていく体制も整えています。社会福祉の専門家であるソーシャルワーカー(社会福祉士、当院に常勤)と連携し、医療費や転院調整などにも対応するがん相談支援センターとも協力し、患者さん・ご家族含めて支援しています。

外来診療

がん(がんの種類を問いません)の患者さんだけでなく心不全や呼吸不全、腎不全の最終段階でつらい症状のある方などご希望があれば、どなたでも受診していただくことができます。それまでの治療の経過がわかった方が適切な診療ができますので、診療情報提供書(紹介状)はご用意ください。現在、包括的がんセンターに受診されている科がある場合は、原則的には、その科と併診の形になります。

入院診療

入院中の患者さんには緩和ケアチームによるチーム診療を行っています。これは、医師、看護師、薬剤師、栄養士、心理士、ソーシャルワーカー、作業療法士など関連する職種がチームを組んで、主治医や病棟の看護師とともに患者さんやご家族をサポートするものです。

原則的には、外来に通われている場合はそのまま緩和ケアチームでサポートします(現在、包括的がんセンターに受診されている科がある場合は、その科との併診)。入院されている場合は、緩和ケアチームのコンサルテーション方式の診療介入となります。

 

緩和ケアチームの紹介

http://saitama.eightbit.in/section/pdf/palliativecare.pdf

対象疾患

当科の対象となる疾患は、すべてのがん患者さんです。現在がんに対しての治療を受けている、いないに関わらず受診していただけます。(そのほかにも、今後は心不全や呼吸不全、腎不全の最終段階でつらい症状のある方も診療するようにしたいと考えています。) 基本的緩和ケアを行っても、症状コントロールが困難でがん治療に支障がある場合にははやめにご紹介いただければと考えています。からだの症状(身体的症状)とこころの症状(精神的症状)は簡単に線引きできないことも多く、精神症状のプライマリーケアは当科でも行いますので、がん治療に支障がある症状があるときにはご相談ください。

外来診療で、診療時間が長くかかる患者さんは何らかの不安をかかえて迷っている事が多いです。あるいはうつ病など精神疾患が隠れている事もあります。ご本人の悩みをきかせていただいたり、今後受けたい診療の意思決定支援をおこなっていくと効果的なことも多いのでご紹介ください。

リンパ浮腫についても当科での治療対象です。認定看護師と連携し治療を行います。

骨転移で、治療方針に迷われる(病的骨折の危惧)場合には、骨転移診療カンファランスを緩和ケアチームカンファランスにてあわせて行っていますのでご紹介ください。

外来医師診療表

 
初診

小山 忠昭

(午後)

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

-
午前
-

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

交代制

午後

小山 忠昭

島田 祐樹

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

-

実績

外来では包括的がんセンターの各診療科から、平均2-4人/週 新しい患者さんをご紹介いたただいています。入院では、緩和ケアチームに20人程度/月 新しく介入する患者さんがいらっしゃいます。院外からのご紹介は今のところ1人/月程度です。

紹介時のお願い

当科紹介について、とにかく垣根を低くしたいので、何でも気軽に相談してください。急ぐ場合にはとりあえず電話で一報ください。 

院外より御紹介の場合は、それまでのがんに対する治療の経過をお願いします。また、症状緩和のために使われている薬(例えば、痛みであれば鎮痛薬)がある場合は、薬品名や用量を記載してください。また、当科を紹介されるにあたり、どのような説明をされたか(患者さんが理解・納得されたかどうかは別にして、あくまでも先生がされた説明内容を)記載してください。患者、家族に説明された内容が異なる場合は、その旨(可能であればその内容も簡単に)お書き添えください。

院内からの紹介の場合、連絡なしで当科外来診療予約を電子カルテ上でしていただいて結構です。紹介状の内容は、電子カルテ上で診療経過がわかりますので、詳しい経過は必要ありません。紹介目的と簡単な経過のみで結構です。緩和ケアチームへの相談あるいは介入依頼は、緩和医療科長 高橋あるいは、がん緩和認定看護師 塩井にご一報ください。

地域連携への取り組み

当院の診療機能上、緩和ケア病棟やホスピスのように、ゆっくりとご家族と共に時間を過ごしていただくことは事実上不可能です。症状が落ちつかれている段階で、患者さん・ご家族の療養の場のご希望になるべく添えるように、ご紹介いただいた先生方にふたたび診療協力をお願いしたり、がん相談支援センターを通して、お住まいの近くの病医院や訪問看護ステーションなどと連携を図る、あるいは緩和ケア病棟のある病院やホスピスへの転院など対応させていただきます。

また、ご担当の患者さんでおこまりのことがあれば、電話などで相談されて結構です。

担当医師

診療部長、教授

高橋 孝郎

専門分野 緩和医療、支援医療、リンパ浮腫診断
主な資格 日本緩和医療学会暫定指導医、日本外科学会専門医、癌治療認定医、日本乳癌学会専門医

講師

小山 忠昭

専門分野 緩和医療、骨転移診療

助教

島田 祐樹

専門分野 緩和医療、がん患者の自己免疫疾患診療

外来医師診療表

 
初診

小山 忠昭

(午後)

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

-
午前
-

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

交代制

午後

小山 忠昭

島田 祐樹

高橋 孝郎

小山 忠昭

高橋 孝郎

-

高橋 孝郎

-

Copyright(c) Saitama Medical University International Medical Center.All rights reserved.